雨天決行

傘を持って外に出よう by山形みらい

相当なショックだったんだ。

精神的なダメージによるストレスが大きくて、体調を崩してしまった。
大好きな路線だったから。うん、それもある。
けれど、あの状況で命からがらトンネルから脱出した方達の事を考えると辛くて日記を書く気分にはなれなかった。
トンネルの中はひんやりとしていて、凍りつきそうなくらいの寒さだったのは新東名を歩いたときにすごく感じた。でもそれは、開通前ウォークという前提の下であり、私が好きで行った事。
今回の事故の件とは全く次元が違う。
煙が充満する中、長いトンネルを不安と恐怖でいっぱいの状態で寒さに震えながら歩く方達の事を思うと涙が止まらない。


新しい道路が開通するのはすごく嬉しい。しかし、その中で年月と共に古くなってしまう道路の保守点検は絶対必要なのだということを今回の件で強く思った。
でも、作ることよりも維持することのほうが難しいと思う。
今回は道路が大惨事になりクローズアップされているが、道路に限らずの事だと思っている。
自分が日々乗っている車の日常点検、自分の地域のハザードマップを確認して未然に少しでも災害からのダメージを軽減できるように最善を尽くす。これも保守点検と同じことだよね。
大惨事になるまえに徹底的に対策することも重要。けれど、起こって初めて何がいけなかったのかを知り、そして二度と同じ事を繰り返さないようにする。
私はそれが大切だと思う。


NEXCO中日本さんのサイトによると、年内に工事終了を予定しているとのこと。
私ができることは、一利用者として、一道路ファンとして、これからも変わらず高速道路を利用すること。
安全且つ快適で、みんなから愛される、世界一の高速道路になるのをずっと応援しています。どうか頑張って欲しいです。