雨天決行

傘を持って外に出よう by山形みらい

どこまでがテディベアか、テディベアとクマのぬいぐるみの違いとは?

これは非常に線引きが難しいです。
けれど自分が、「これはテディベアだ!」と思ったらどんな種類のクマであろうとも、ぬいぐるみであろうとも、それはテディベアなのです。


ベアの価値はその人の価値で決めるものであり、他の人にどうこう言われようと価値はつけられないのです。
それがどんなに安価なベアであっても、どんなに高価なベアであっても、ベアの価値は持ち主が決めるものだと私は思っています。


以下の記事は私が2004年に綴ったものです。なんと今から10年前の記事!
後に私が、「くまドル」になるなんて思ってもいない時の記事ですね…懐かしい。


ぷらっとテディベアについて語る


手足稼動で高価なお値段のものがテディベアだと思っている方はみえますか?
実は私も最初はそうだと思っていました。
けれどテディベアにはそんな定義は全く無く、ぬいぐるみのクマちゃんも、小さい頃に遊んでボロボロになってしまったクマちゃんも、自分が大切だと思うクマちゃんはみんなテディベアなのです。


以前、とあるサイトでテディベア博物館で撮ったと思われる写真を拝見しました。
そのコメントには、「どうしてテディベア博物館にプーさんが居るの?テディベアじゃないよ。」と書かれていました。
私の大好きな親友(ここでは"恋人"と呼んでいます)は、プーさんが大好きなのですが、恋人がプーさんを心から大切にしているのを知ってるだけに、とても悲しい気持ちになりました。
そしてもう一つ、その博物館のプーさんの前にはきっとこう書かれていたと思います。


"プーはテディベアの代表作なのだ"と。


クラシックプーさんを見たことはありますか?
彼はモヘアの毛並みに赤いボレロを羽織り、とても優しい目をしています。


どんなに安価なテディベアでも最終的に価値を決定するのは自分です。
自分が大切にしているテディベアは高価なテディベアにも負けないくらいの輝きがあると思います。
あなたの周りにもテディベアは存在しています。ぜひ見つけてくださいね。


2004/04/08
※補足…ここで言う"恋人"とは私の大親友の女の子です。



私は自分の所有しているすべてのテディベアを愛しています。だからこそ、特に『投げくま』には値段がつけられないのです。
そのため、チャリティー等に参加し、気に入ってくださった方に価値を決めていただくという方針を取らせていただいています。
正直、私の作るテディベアがどうしても欲しくて、好きで、気に入ってくれたのならば、私は多分…大事にしてくださるという気持ち、愛情、それだけで提供してしまうかもしれませんね。
未だにテディベアは作ります。以前よりも作る頻度は落ちましたが、創作意欲は沸いてくるのです。
次回はいつ新作の投げくま(オリジナルテディベア)を披露できるでしょうね。


それにしても、「くまドル」と言われる前にこんな記事を綴っていたということは、自分はちっとも変わっていませんね。でも軸はぶれていないはずです。


この先何年経ってもこの軸はぶれる事はないと思います。
それだけ、クマに対して、テディベアに対して特別な想いがあり、テディベアは生きる希望、時には幸せをももたらしてくれる、自分にとって大切な家族みたいな存在なのです。