雨天決行

傘を持って外に出よう by山形みらい

ハイウェイサぱミットin名古屋の報告をする前に、高速道路SA・PAユーザーのみなさんに聞いて欲しい事。

最近のNEXCOさん3社のSA・PAはどこも力を入れていて、目を見張るものがあります。
先日のハイウェイサぱミットを含め、様々な場所でアンケートを取ったところ…。

  • テーマパークに来ているみたい。
  • SA・PAを目的地にしています。
  • おいしい食べ物が増えました。
  • WCが綺麗になって嬉しいです。

というメリットもあるのですが、一方でこんな意見もあるのです。

  • 最近のSA・PAは綺麗になりすぎて入りにくい。
  • いつ行っても混んでいる印象がある。
  • 休憩した気分になれない…。
  • SA・PAのお土産の値段が高い。

などなど。


当然人それぞれ価値観の違いや、SA・PAに対しての考え方や捉え方は違うので、すべての方に満足いただけるようなSA・PAというのは難しいとは思いますが、時代は止まることなく流れているのです。
それはPCがいつの間にか真っ黒な画面からWindowsというOSが生まれた時の様に、 携帯電話が豆腐みたいな、「これって車載電話ですか?」という大きさだった頃から、 いつの間にか小型になり、さらにスマートフォンというものが登場した時と同じように。
SA・PAもそういった時代の流れから変わりつつあるのです。


私はかれこれ物心ついた時から、古きを知り、新しきを知る『温故知新』という言葉を大事にしてきました。
SA・PAはまさにそれに該当するものではないだろうかと考えます。
新しいものが必ずしも良いという事はありませんが、古いものもそれはそれで趣があって良いよね、でも新しいものにはさらに良い部分を取り入れ、お客様の意見を聞き、改良されて良くなっている部分がいっぱいあるという事も是非知って欲しい。
この事は私が日々、SA・PAを含めた、「道路」という分野を研究している理由でもあります。
それこそ、アメリカのラルフ・J・ワトキンス率いる調査団が日本を訪れた際に言った、「日本の道路は信じがたいほどに悪い。工業国にしてこれ程完全にその道路網を無視してきた国は日本の他にない。」
それからの日本の道路の変貌はとても素晴らしいと私は思っております。


私はNEXCOさんの関係者というわけではありませんが、そういったお客様の意見をなるべく取り入れて、SA・PAを含めた高速道路を改善して行こうという前向きな姿勢に感銘を受け、日々進化するSA・PAについて観察し、今後どのように変わっていくのかを毎回楽しみにしている一人です。
それを日記やブログ、本(国道&高速道路に萌える)やイベント、メディアを通じてわかりやすく伝えていくのが私、山形みらいの役割だと思っています。
しかも、できる限りわかりやすく丁寧に伝える事。誰もあまり気がつかないような所こそ、NEXCOさん達は見て欲しいと思うのです。そこをクローズアップしていきたいと考えております。


SA・PAを運営する方々、テナントさんたちも、毎回色んなアイディアを考えています。どうしたらお客さんたちに喜んで貰えるか。一生懸命頑張っています。
どうか、SA・PAに対して、みなさんの温かい応援があると非常にありがたく思います。


ハイウェイサぱミットの報告について、実は既に高速道路会社様に提出しております。
今後何らかのアクション(?)があると嬉しいですよね。
ハイウェイサぱミットは、第2回目も開いて欲しいというご意見も頂いているのですが、今のところ期日は未定です。でも、第2回開催も考えておりますのでその時はどうぞよろしくお願いしますね。