物事は心で見ないとよく見ることができない。
これは、人を見た目や表面からの情報だけでその人がどんな人物なのかを評価するのではなく、内面を見て人物を評価することにも繋がる気がします。
実は私は、星の王子さまのストーリーをちゃんと読んだ事がありませんでした。
それが、今回あるきっかけで改めて勉強することになりました。
そのきっかけとなったのが、NEXCO東日本エリアにある、『関越自動車道 寄居 星の王子さまパーキングエリア』です。
星の王子さまについて何の知識もなく訪れた私と青葉Pにとって、このパーキングエリアは衝撃的でした。
今まで色んなコンセプトやテーマを持ったSA・PAを追求してきましたが、ここまでコンセプトが徹底されているパーキングエリアがあることに驚き、圧倒されました。本当に素晴らしいです。高速道路上にいることを忘れてしまいそうです。
訪れたのが平日だったので、ゆっくりと館内を回ることができました。
決して規模が大きなパーキングエリアではありませんが、星の王子さま(サン=テグジュペリ)の名言が至るところにフランス語で綴られていて(大学でフランス語を専攻していたので、読めるはずなんですけれどねぇ…)星の王子さまの世界がギュッと、寄居パーキングエリアに詰まっています。
でもどうして、このパーキングエリアのコンセプトが、星の王子さまになったのか…ということについて、スタッフの方にお聞きしたのですが、特に理由はないということでした。(この件については後日、関係部署の方に改めてお聞きしたいと思います)
館内では星の王子さまに関するクイズラリーというのがあり、参加するとノベルティがいただけるのですよ。
私も、青葉Pも早速チャレンジしました。
問題は10問くらい。全部正解できるかな…ドキドキ。
星の王子さまの一番最初に出てくる、「ウワバミ」というにょろにょろとした生物。
物語では、主人公が描いた、ウワバミが、象を「こなしている」絵を見て大人たちは、「ただの帽子じゃないか。」と言います。
どんな大人にだって子どもの頃があったけれど、子ども心を忘れてしまった大人がいる…というのも悲しいけれど事実なんですよね。(余談ですが、私は子ども心を持った大人は割と好きです)
私は以前、岐阜県東白川村にある、「つちのこ館」にお邪魔したことがあるのですが、ウワバミの形は一見、つちのこみたいです。
でも東白川村で見た、つちのこの模型より断然、星の王子さまに登場するウワバミは可愛いと思い、大好きになりました。にょろにょろしてるからかな(笑)。
ウワバミというと、「お酒を飲んでも飲んでも…。」という喩えとイメージが日本では強い様子です。
あっ、誤解があるといけないので、一応断っておきますが、私はお酒を飲んでも飲んでも…とかそういうことはありません。単純に星の王子さまに登場する、「ウワバミのファン」ということでお願いします。
星の王子さまの本を何度読んでも同じ部分に共感する…同じフレーズが好き、とならないのがとても不思議です。
もう少し星の王子さまの世界を勉強したいと思います。
きっと、次回、『寄居 星の王子さまパーキングエリア』に訪れたときは、また違った印象を受けることでしょうね。その機会を楽しみにしています。
お・ま・け
私がウワバミを好きになったので、青葉Pがプレゼントしてくれました。寄居 星の王子さまオリジナルトートバッグと、ウワバミのボールチェーン。
最近よくこれを持ってお出かけします。ウワバミの中にはちゃんと象が入っているのです。ウワバミの目が可愛いですよね☆
私は寄居パーキングエリアを訪れたのは初めてではありませんでした。でも訪れていたのが毎回夜だったので、今回は初めて昼間の景色が見られて本当に良かったです。
今回の行程で一番喜んでいたのは青葉Pですね…^^;ここに来たくて堪らなかった訳ですから。もうはしゃぎまくってまるで子どものようでした(笑)
寄居 星の王子さまパーキングエリアは、景観をとても大事にしているので、ゴミ箱なども一工夫アレンジがされているのです。
中でも一瞬スルーしかけたのが、館内にあるこちらの情報案内板。
「ああ、こんなところにある!」と、思い、ふと我に返ると周囲には星の王子さまグッズが沢山置いてあるので、不思議な感じです。
こんなに可愛らしいショップの中に、高速道路の情報案内板というと、なんとなく違和感を感じるはずなのですが、馴染んでいるところが面白いですね。